この本はおもしろい!【のぼうの城】和田竜
今話題の、のぼうの城を読みました。
僕が埼玉県散策をしていることを知っている会社の先輩がくれましたwww
本屋大賞二位に選出された作品です。
のぼうの城が映画化されることは昨年から知っていたので、映画の舞台となる現在の埼玉県行田市に、何度か足を運んだことのある埼玉県散策ブロガーの僕としては、読む、見るが義務(?)だよなぁと思いつつwww 以前の日記に書いたとおり、国語が大の苦手科目なので、歴史小説の言葉遣いや長~い名前が理解、記憶しにくく、好きではありません。なので、せめて映画だけでも見ようと思っていたところでした。
ところがどっこい(古い言い回しですがwww)!です。
小説冒頭に「治部(じぶ)めは俺の機嫌にかまうことなく、正面からこの秀吉を諌めおるわ」とあります。
「治部」って誰だよっ!冒頭から、僕のイライラが始まります・・・
数行後、石田三成《石田治部少輔三成(いしだじぶしょうゆうみつなり)》であることが分かりました。
といった感じで、想像通り、最初の方は登場人物の名前を覚えるのが、大変だったのですが、数ページ読んでいったら理解できるようになりました。登場人物の人となりも、分かり易く説明されていたりと文章が上手なので、歴史小説を読み慣れていない僕でもとても読み易かったです^^
理解できてからは、とても面白く、通勤電車で読むこと3日程で読了しました。
三成2万vs忍城500の圧倒的な兵力の差、そして水攻めに耐え、落城しなかった「のぼう様」の戦略とはどんなものなのか、読み進めるうちにどんどん嵌っていきます。
ハラハラあり、笑いあり、涙ありの久し振りにとても楽しい小説でした(^^)
とても気に入ったので、読了後の翌日映画を見に行きました。
キャスティングがはまり役ですし、小説を読みながら頭に浮かべていたシーンと映画のシーンがだいたい一致していたので映画は映画で面白いと思いましたが、2時間の尺に収めるためか、場面展開が早く、端折られていたり、原作を読んでいない人には理解できない場面展開があったのでは?という感じでした。戦のシーンも変更されていたのが残念・・・
逆に言えば、映画を見た人でも小説を楽しめると思います(^-^)
小説上巻裏表紙より
『戦国時代、天下統一を目前に控えた豊臣秀吉は関東の雄・北条家に大軍を投じた。そのなかに支城、武州・忍城があった。周囲を湖で取り囲まれた「浮城」の異名を持つ難攻不落の城である。秀吉方約二万の大軍を指揮した石田三成の軍勢に対して、その数、僅か五百。城代・成田長親は、領民たちに木偶の坊から取った「のぼう様」などと呼ばれても泰然としている御仁。武・智・仁で統率する、従来の武将とはおよそ異なるが、なぜか領民の人心を掌握していた。従来の武将とは異なる新しい英傑像を提示した四十万部突破、本屋大賞二位の戦国エンターテインメント小説!』
小説下巻裏表紙より
『「戦いまする」三成軍使者・長束正家の度重なる愚弄に対し、予定していた和睦の姿勢を翻した「のぼう様」こと成田長親は、正木丹波、柴崎和泉、酒巻靱負ら癖のある家臣らの強い支持を得て、忍城軍総大将としてついに立ちあがる。「これよ、これ、儂が求めていたものは」一方、秀吉に全権を託された忍城攻城軍大将・石田三成の表情は明るかった。我が意を得たり、とばかりに忍城各門に向け、数の上で圧倒的に有利な兵を配備した。後に「三成の忍城水攻め」として戦国史に記される壮絶な戦いが、ついに幕を開ける』


2012年11月23日投稿
僕が埼玉県散策をしていることを知っている会社の先輩がくれましたwww
本屋大賞二位に選出された作品です。
のぼうの城が映画化されることは昨年から知っていたので、映画の舞台となる現在の埼玉県行田市に、何度か足を運んだことのある埼玉県散策ブロガーの僕としては、読む、見るが義務(?)だよなぁと思いつつwww 以前の日記に書いたとおり、国語が大の苦手科目なので、歴史小説の言葉遣いや長~い名前が理解、記憶しにくく、好きではありません。なので、せめて映画だけでも見ようと思っていたところでした。
ところがどっこい(古い言い回しですがwww)!です。
小説冒頭に「治部(じぶ)めは俺の機嫌にかまうことなく、正面からこの秀吉を諌めおるわ」とあります。
「治部」って誰だよっ!冒頭から、僕のイライラが始まります・・・
数行後、石田三成《石田治部少輔三成(いしだじぶしょうゆうみつなり)》であることが分かりました。
といった感じで、想像通り、最初の方は登場人物の名前を覚えるのが、大変だったのですが、数ページ読んでいったら理解できるようになりました。登場人物の人となりも、分かり易く説明されていたりと文章が上手なので、歴史小説を読み慣れていない僕でもとても読み易かったです^^
理解できてからは、とても面白く、通勤電車で読むこと3日程で読了しました。
三成2万vs忍城500の圧倒的な兵力の差、そして水攻めに耐え、落城しなかった「のぼう様」の戦略とはどんなものなのか、読み進めるうちにどんどん嵌っていきます。
ハラハラあり、笑いあり、涙ありの久し振りにとても楽しい小説でした(^^)
とても気に入ったので、読了後の翌日映画を見に行きました。
キャスティングがはまり役ですし、小説を読みながら頭に浮かべていたシーンと映画のシーンがだいたい一致していたので映画は映画で面白いと思いましたが、2時間の尺に収めるためか、場面展開が早く、端折られていたり、原作を読んでいない人には理解できない場面展開があったのでは?という感じでした。戦のシーンも変更されていたのが残念・・・
逆に言えば、映画を見た人でも小説を楽しめると思います(^-^)
小説上巻裏表紙より
『戦国時代、天下統一を目前に控えた豊臣秀吉は関東の雄・北条家に大軍を投じた。そのなかに支城、武州・忍城があった。周囲を湖で取り囲まれた「浮城」の異名を持つ難攻不落の城である。秀吉方約二万の大軍を指揮した石田三成の軍勢に対して、その数、僅か五百。城代・成田長親は、領民たちに木偶の坊から取った「のぼう様」などと呼ばれても泰然としている御仁。武・智・仁で統率する、従来の武将とはおよそ異なるが、なぜか領民の人心を掌握していた。従来の武将とは異なる新しい英傑像を提示した四十万部突破、本屋大賞二位の戦国エンターテインメント小説!』
小説下巻裏表紙より
『「戦いまする」三成軍使者・長束正家の度重なる愚弄に対し、予定していた和睦の姿勢を翻した「のぼう様」こと成田長親は、正木丹波、柴崎和泉、酒巻靱負ら癖のある家臣らの強い支持を得て、忍城軍総大将としてついに立ちあがる。「これよ、これ、儂が求めていたものは」一方、秀吉に全権を託された忍城攻城軍大将・石田三成の表情は明るかった。我が意を得たり、とばかりに忍城各門に向け、数の上で圧倒的に有利な兵を配備した。後に「三成の忍城水攻め」として戦国史に記される壮絶な戦いが、ついに幕を開ける』


2012年11月23日投稿