成身院(三仏堂・百体観音堂) @埼玉県本庄市
2012年7月16日(月)
普明寺の見学を終え、成身院にやって来ました。
成身院は正式には「平等山 宝金剛寺 成身院(じょうしんいん)」と号する真言宗豊山派の寺院です。
当院は起りは、南北朝時代以前と伝えられており、第四代関東管領職として関東、東北の諸豪族を従えた足利持氏(あしかがもちうじ)が、応永六年(1399年)高僧元昭大和尚を当寺に招いて中興開基したものと云われているそうです。大正八年の火災で本堂を失い、現在のものは昭和49年に再建したものです。詳細については下記添付縁起写真をご覧いただければと思います。
児玉三十三霊場の第一番札所となっています。
また、天明三年(1783年)の浅間山大噴火で亡くなった方々、生物すべてを供養するため、秩父34・坂東33・西国33観音霊場の百観音が納められている百体観音堂があります。この噴火で約1500名もの方が亡くなったそうです。詳細につきましては下記添付百体観音堂縁起写真をご覧いただければと思います。
百体観音堂、唐銅造大日如来坐像、百体観音堂の鰐口、成身院の三仏は本庄市指定有形文化財になっています。
【山門(仁王門)と寺号標】

『山門から本堂まではこんな感じです。参道という感じがしませんねwww いや~しかしこういう長閑な風景は癒されますね~^^』

『山門から150m程まっすぐ歩いて到着です。六地蔵と門があります』

【成身院本堂】

【成身院縁起】

『本堂の丁度正面あたりに三仏堂につながる階段があります』

【三仏堂】
『元々は本庄市指定有形文化財の「成身院の三仏(木造阿弥陀如来坐像・木造釈迦如来座像・木造薬師如来坐像)」が納められていましたが、老朽化の為、三仏は百体観音堂に移されたそうです』


『本堂前の坂道を上っていくと、総合運動公園の看板の下に小さく「百体観音堂(さざえ堂)」と案内が出ていました』

【小夜観音】
『百体観音堂に向け、くねくねと坂道を上っていく途中にあります』

『百体観音堂が見えてきました。ふるさとの森公園の頂上にあります』

『観音堂内を拝観する場合は大人300円、小・中学生100円が必要です。僕は今日は散策盛り沢山故、先を急ぐので入りませんでした』

【百体観音堂縁起】

『あじさいも咲いていて、風情があって良いですね~(^^』


【唐銅造大日如来坐像(からどうづくりだいにちにょらいざぞう)】本庄市指定有形文化財
『高さ85cmの金剛界大日如来で、台座に「御鋳工武州金屋住倉林治兵衛国義 補鋳工野州佐野住丸山林八長暉」とあり、円形光背、蓮台、台座に多数の寺院や氏名が陰刻されています。金屋鋳物師が郷土に残した数少ない文化遺産の1つです』

【百体観音堂(さざえ堂)】本庄市指定有形文化財
『寛政の頃、当山住職元永上人の開創で、天明三年(1783年)の浅間山大爆発の折、多数の人命が失われたため、万霊供養のため建立されたもので、現在の建物は明治四十三年(1910年)に再建されたものです。回廊を螺旋状に登るところから「さざえ堂」とも呼ばれているそうです』



【鰐口(わにぐち)】本庄市指定有形文化財
『直径180cm、厚さ60cm、重さ750kgあり、表に「施主 惣村中、十方萬人講中、西村和泉守」、裏に「世話人二十三名、寛政七年(1795年)乙卯春三月」の陰刻があります』


【江戸時代三寸玉花火の筒】
『なぜここに飾られているのかは分かりませんwww』

【南無大師遍照金剛像】

『観音堂の周りには、観音菩薩や記念碑がありました』


本堂
住所:埼玉県本庄市児玉町小平661-2
電話:0495-72-2685
百体観音堂
住所:埼玉県本庄市児玉町小平647
2012年9月10日投稿
普明寺の見学を終え、成身院にやって来ました。
成身院は正式には「平等山 宝金剛寺 成身院(じょうしんいん)」と号する真言宗豊山派の寺院です。
当院は起りは、南北朝時代以前と伝えられており、第四代関東管領職として関東、東北の諸豪族を従えた足利持氏(あしかがもちうじ)が、応永六年(1399年)高僧元昭大和尚を当寺に招いて中興開基したものと云われているそうです。大正八年の火災で本堂を失い、現在のものは昭和49年に再建したものです。詳細については下記添付縁起写真をご覧いただければと思います。
児玉三十三霊場の第一番札所となっています。
また、天明三年(1783年)の浅間山大噴火で亡くなった方々、生物すべてを供養するため、秩父34・坂東33・西国33観音霊場の百観音が納められている百体観音堂があります。この噴火で約1500名もの方が亡くなったそうです。詳細につきましては下記添付百体観音堂縁起写真をご覧いただければと思います。
百体観音堂、唐銅造大日如来坐像、百体観音堂の鰐口、成身院の三仏は本庄市指定有形文化財になっています。
【山門(仁王門)と寺号標】

『山門から本堂まではこんな感じです。参道という感じがしませんねwww いや~しかしこういう長閑な風景は癒されますね~^^』

『山門から150m程まっすぐ歩いて到着です。六地蔵と門があります』

【成身院本堂】

【成身院縁起】

『本堂の丁度正面あたりに三仏堂につながる階段があります』

【三仏堂】
『元々は本庄市指定有形文化財の「成身院の三仏(木造阿弥陀如来坐像・木造釈迦如来座像・木造薬師如来坐像)」が納められていましたが、老朽化の為、三仏は百体観音堂に移されたそうです』


『本堂前の坂道を上っていくと、総合運動公園の看板の下に小さく「百体観音堂(さざえ堂)」と案内が出ていました』

【小夜観音】
『百体観音堂に向け、くねくねと坂道を上っていく途中にあります』

『百体観音堂が見えてきました。ふるさとの森公園の頂上にあります』

『観音堂内を拝観する場合は大人300円、小・中学生100円が必要です。僕は今日は散策盛り沢山故、先を急ぐので入りませんでした』

【百体観音堂縁起】

『あじさいも咲いていて、風情があって良いですね~(^^』


【唐銅造大日如来坐像(からどうづくりだいにちにょらいざぞう)】本庄市指定有形文化財
『高さ85cmの金剛界大日如来で、台座に「御鋳工武州金屋住倉林治兵衛国義 補鋳工野州佐野住丸山林八長暉」とあり、円形光背、蓮台、台座に多数の寺院や氏名が陰刻されています。金屋鋳物師が郷土に残した数少ない文化遺産の1つです』

【百体観音堂(さざえ堂)】本庄市指定有形文化財
『寛政の頃、当山住職元永上人の開創で、天明三年(1783年)の浅間山大爆発の折、多数の人命が失われたため、万霊供養のため建立されたもので、現在の建物は明治四十三年(1910年)に再建されたものです。回廊を螺旋状に登るところから「さざえ堂」とも呼ばれているそうです』



【鰐口(わにぐち)】本庄市指定有形文化財
『直径180cm、厚さ60cm、重さ750kgあり、表に「施主 惣村中、十方萬人講中、西村和泉守」、裏に「世話人二十三名、寛政七年(1795年)乙卯春三月」の陰刻があります』


【江戸時代三寸玉花火の筒】
『なぜここに飾られているのかは分かりませんwww』

【南無大師遍照金剛像】

『観音堂の周りには、観音菩薩や記念碑がありました』


本堂
住所:埼玉県本庄市児玉町小平661-2
電話:0495-72-2685
百体観音堂
住所:埼玉県本庄市児玉町小平647
2012年9月10日投稿