塔のへつり @福島県南会津郡下郷町
2017年12月10日(日)
座頭ころばし展望台の見学を終え、塔のへつりにやって来ました。
100万年にもわたる侵食と風化が生み出した奇岩・怪石が連なる渓谷・塔のへつりは、塔の形が立ち並ぶ断崖絶壁という意味から「塔のへつり」と名付けられました。へつり(岪)とはこの地方の方言で、断崖絶壁・急斜面・川岸などの険しい道を意味します。
塔の形をした断崖絶壁まで吊り橋が架けられ、そそり立つ岩壁に沿って断崖内部の一部を散策しながら、自然の造形美を堪能することができる下郷町を代表する景勝地のひとつです。
国指定天然記念物になっています。
『塔のへつり駐車場まであと100m程のところで踏切が鳴りだしたので止まりました』

『塔のへつり駅でした。ナビに線路が表示されていたので、鉄道があることには気付いていたのですが、上下線それぞれ1時間に1本程度の運行なのに、踏切に捕まるとはつくづく僕は運が良いみたいですwwwところでこんな山奥を走っている列車がどこに向かっているのだろうとふと思い、行先表示を見たら・・・』

『行先は東武日光!えっ・・・ここから日光に行けちゃうのΣ( ̄。 ̄ノ)ノ随分と長距離の私鉄ローカル線だなと思い調べてみたら、今見ているこの路線は会津鉄道会津線で、運行区間は西若松駅(会津若松市)から会津高原尾瀬口駅(南会津町)の57.4km、会津高原尾瀬口駅から先は野岩(やがん)鉄道会津鬼怒川線になり、新藤原駅(日光市)まで30.7km、新藤原駅から先は東武鬼怒川線になり下今市駅(日光市)まで16.2km、下今市駅から東武日光線に入り東武日光駅(日光市)まで7.1kmの道程、3社4路線を走り、東武日光駅に繋がるようです。総走行距離は111.4kmで各駅停車だと4時間弱かかるみたいです。車窓の景色が良さそうなので(但し、野岩鉄道会津鬼怒川線はほとんどがトンネル)、時間がたっぷりあるなら1~2泊しながら、ぶらり途中下車の旅も面白いかもしれませんね(^^)浅草駅と会津田島駅を結ぶ特急列車もあるそうです』

『踏切を渡ると塔のへつり駐車場が見えてきます』

【駐車場】
『駐車料金300円となっていますが、係員はいないし料金徴収箱もありませんでした。オフシーズンだから無料なのでしょうかね?1~2ヶ月前の紅葉シーズンは混んだのでしょうが、今日はガラガラでした』

『お土産屋やレストランなどがあります』

【塔のへつり入口】

【案内板】

【案内板拡大】
『岩一つ一つに名前が付いています。鳥帽子岩、護摩塔岩、象塔岩、尾形塔岩、九輪塔岩、櫓塔岩、屋形塔岩、獅子塔岩、鷹塔岩、鷲塔岩などがあります。そそり立つ岩で鳥帽子岩だけが塔の文字を使っていないのはなぜなのでしょうかね?何か意味があるのか、それともたまたま塔を付け忘れちゃったのか、それとも塔に拘りがなかったということですかねwww』

『塔のへつりは下郷町の真ん中を南北に貫く大川(阿賀川)ラインの中で、最大の渓谷美を誇ります』

『吊り橋を渡るために坂道を下って行くと塔のへつりの全貌が見えてきます』

【塔のへつり】国指定天然記念物
『見事な奇石・怪石の断崖絶壁です。全長200mに渡り連なっています』

【藤見橋】
『吊り橋です。正面に見える長方形の岩は舞台岩です。舞台岩の左にあるのが屏風岩、上に見える3つの岩は左から鳥帽子岩、護摩塔岩、象塔岩です。護摩塔岩の下に虚空蔵菩薩があります』

『素晴らしい渓谷美です。紅葉の時期は素敵でしょうね(^^)ネット上に雪の積もった景色が水墨画のようで好きですという口コミがありました。確かに雪景色も素晴らしいでしょうね。但し、冬期間は吊り橋は通行止めになるそうです』

【橋から見た左側の景色】
『水の浸食で岩の下が空洞になっています』

【橋から見た右側の景色】
『左から象塔岩、尾形塔岩、九輪塔岩、櫓塔岩、屋形塔岩です。写真下中央のジグソーパズルのピースみたいに突き出している岩は土俵岩です。面白い光景ですo(^▽^)o』

『吊り橋を渡ると、岩の下をくぐり右方向へ進む通路があります』

『手前に見える川に突き出した岩は土俵岩です。どのように浸食されたらこんな形になるのか不思議です』

『石仏と標柱があります。灯籠が倒れちゃってます』


【虚空蔵菩薩】
『吊り橋正面の護摩塔岩の下にあります』


【虚空蔵菩薩縁起】
『大同二年(807年)に坂上田村麻呂が建立したと云われているそうです』

【対岸の様子】

【地図】
住所:福島県下郷町大字弥五島字下タ林5319付近
電話:0241-69-1144(下郷町観光協会)
ホームページ:http://shimogo.jp/sightseeing/tonohetsuri/(下郷町観光協会)
2020年11月23日投稿
座頭ころばし展望台の見学を終え、塔のへつりにやって来ました。
100万年にもわたる侵食と風化が生み出した奇岩・怪石が連なる渓谷・塔のへつりは、塔の形が立ち並ぶ断崖絶壁という意味から「塔のへつり」と名付けられました。へつり(岪)とはこの地方の方言で、断崖絶壁・急斜面・川岸などの険しい道を意味します。
塔の形をした断崖絶壁まで吊り橋が架けられ、そそり立つ岩壁に沿って断崖内部の一部を散策しながら、自然の造形美を堪能することができる下郷町を代表する景勝地のひとつです。
国指定天然記念物になっています。
『塔のへつり駐車場まであと100m程のところで踏切が鳴りだしたので止まりました』

『塔のへつり駅でした。ナビに線路が表示されていたので、鉄道があることには気付いていたのですが、上下線それぞれ1時間に1本程度の運行なのに、踏切に捕まるとはつくづく僕は運が良いみたいですwwwところでこんな山奥を走っている列車がどこに向かっているのだろうとふと思い、行先表示を見たら・・・』

『行先は東武日光!えっ・・・ここから日光に行けちゃうのΣ( ̄。 ̄ノ)ノ随分と長距離の私鉄ローカル線だなと思い調べてみたら、今見ているこの路線は会津鉄道会津線で、運行区間は西若松駅(会津若松市)から会津高原尾瀬口駅(南会津町)の57.4km、会津高原尾瀬口駅から先は野岩(やがん)鉄道会津鬼怒川線になり、新藤原駅(日光市)まで30.7km、新藤原駅から先は東武鬼怒川線になり下今市駅(日光市)まで16.2km、下今市駅から東武日光線に入り東武日光駅(日光市)まで7.1kmの道程、3社4路線を走り、東武日光駅に繋がるようです。総走行距離は111.4kmで各駅停車だと4時間弱かかるみたいです。車窓の景色が良さそうなので(但し、野岩鉄道会津鬼怒川線はほとんどがトンネル)、時間がたっぷりあるなら1~2泊しながら、ぶらり途中下車の旅も面白いかもしれませんね(^^)浅草駅と会津田島駅を結ぶ特急列車もあるそうです』

『踏切を渡ると塔のへつり駐車場が見えてきます』

【駐車場】
『駐車料金300円となっていますが、係員はいないし料金徴収箱もありませんでした。オフシーズンだから無料なのでしょうかね?1~2ヶ月前の紅葉シーズンは混んだのでしょうが、今日はガラガラでした』

『お土産屋やレストランなどがあります』

【塔のへつり入口】

【案内板】

【案内板拡大】
『岩一つ一つに名前が付いています。鳥帽子岩、護摩塔岩、象塔岩、尾形塔岩、九輪塔岩、櫓塔岩、屋形塔岩、獅子塔岩、鷹塔岩、鷲塔岩などがあります。そそり立つ岩で鳥帽子岩だけが塔の文字を使っていないのはなぜなのでしょうかね?何か意味があるのか、それともたまたま塔を付け忘れちゃったのか、それとも塔に拘りがなかったということですかねwww』

『塔のへつりは下郷町の真ん中を南北に貫く大川(阿賀川)ラインの中で、最大の渓谷美を誇ります』

『吊り橋を渡るために坂道を下って行くと塔のへつりの全貌が見えてきます』

【塔のへつり】国指定天然記念物
『見事な奇石・怪石の断崖絶壁です。全長200mに渡り連なっています』

【藤見橋】
『吊り橋です。正面に見える長方形の岩は舞台岩です。舞台岩の左にあるのが屏風岩、上に見える3つの岩は左から鳥帽子岩、護摩塔岩、象塔岩です。護摩塔岩の下に虚空蔵菩薩があります』

『素晴らしい渓谷美です。紅葉の時期は素敵でしょうね(^^)ネット上に雪の積もった景色が水墨画のようで好きですという口コミがありました。確かに雪景色も素晴らしいでしょうね。但し、冬期間は吊り橋は通行止めになるそうです』

【橋から見た左側の景色】
『水の浸食で岩の下が空洞になっています』

【橋から見た右側の景色】
『左から象塔岩、尾形塔岩、九輪塔岩、櫓塔岩、屋形塔岩です。写真下中央のジグソーパズルのピースみたいに突き出している岩は土俵岩です。面白い光景ですo(^▽^)o』

『吊り橋を渡ると、岩の下をくぐり右方向へ進む通路があります』

『手前に見える川に突き出した岩は土俵岩です。どのように浸食されたらこんな形になるのか不思議です』

『石仏と標柱があります。灯籠が倒れちゃってます』


【虚空蔵菩薩】
『吊り橋正面の護摩塔岩の下にあります』


【虚空蔵菩薩縁起】
『大同二年(807年)に坂上田村麻呂が建立したと云われているそうです』

【対岸の様子】

【地図】
住所:福島県下郷町大字弥五島字下タ林5319付近
電話:0241-69-1144(下郷町観光協会)
ホームページ:http://shimogo.jp/sightseeing/tonohetsuri/(下郷町観光協会)
2020年11月23日投稿