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この本はおもしろい!【赤城山残照 国定忠治一代記】山口隆

先日、お客様から頂きました。
ご友人が書かれた本だそうです。

国定忠治?!

名前に記憶はあるのですが、どんな人だったか全く忘れています。

丁度、赤城山の麓にある沼田市散策の記事を書いていたところだったので、思いがけない偶然でした。

歴史小説は言葉の言い回しや長い名前が理解、記憶しにくく、あまり好きではないんですよね~www

でも、次回お会いした時に感想を聞かれだろうと思い、我慢して読むことにしました(´・_・`)
正直言って、ありがた迷惑です・・・

ところがどっこい(古い言い回しですがwww)!

読み始めたら、言葉はほぼ現代語なので読みやすく、様々な事件が次々と起こるスリリングな展開が続き、なかなか面白かったです。

忠治は、江戸時代後期に実在した侠客(きょうかく)です。
侠客とは、強きを挫き、弱きを助ける事を旨とした「任侠を建前とした渡世人」の総称です。
言葉だけを読むと良い人そうに思えますが、現代で言えばやくざですから残忍なシーンがたくさんあります。

罪人は罪人であって美化することは間違っていると思いますが、忠治を嫌いにならないどころかむしろ応援したくなりました。

フィクションとして楽しむには、良いと思います。

帯より
『幕末の絹繁盛の上州で権力に反抗し、民衆を味方に並はずれた行動力で駆け抜け、赤城を愛し愛されて死んでいった男。磔刑に耐えた男。挫けぬ女。飢餓と闘い、美学に生きた面々の物語』

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2020年10月2日投稿

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プロフィール

keny72

Author:keny72
4人家族で埼玉県志木市に在住。暇さえあれば、計画そこそこ、行き当たりばったりのぶらり散歩に出かける、アラフィフ放浪オヤジですwww

転勤で2013年4月から2018年3月の5年間、秋田県で単身赴任していたので東北地方の記事も多いです。

再び転勤で2023年4月から石川県金沢市で単身赴任しているので、2023年4月以降は北陸地方の記事が多くなる予定です。

更新が遅い故、季節外れの記事が多くなってしまいますが、その辺は大目に見て頂きたくお願い申し上げますm(__)m

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