円覚寺 @青森県西津軽郡深浦町
2017年7月17日(月)
風待ち舘(深浦町総合観光案内所)の見学を終え、円覚寺にやって来ました。
円覚寺は、正式には「春光山 円覚寺(しゅんこうざん えんがくじ)」と号する真言宗醍醐派の寺院です。
ホームページによると、縁起は
円覚寺は大同二丁亥年(807年)、征夷大将軍坂上田村麻呂が蝦夷東征のときに、厩戸皇子作の十一面観世音菩薩を安置し、観音堂を建立したのに始まると伝えられています。その時、田村麻呂が兜の中に納めていたと伝えられている影顕石守仏(えいけんいしまもりほとけ)が、今なお、円覚寺に保存されています。
その後清和天皇の貞観十戊子年(868年)に、泰澄大徳の弟子で浄定行者の末弟の円覚法印が、修験道を奉じて諸国の霊山を遍歴、この地に来て観音堂を再興しました。この円覚法印が大和の国の人で当寺の開基です。寺号は開基に由来しています。
江戸時代までは、当山派修験宗の寺として加持祈祷を行う山伏寺でした。津軽三十三ヶ所観音霊場第九番札所の見入山観音堂《大悲閣》は当寺の修行道場でした。明治五年、修験宗廃宗に伴い古義真言宗醍醐派となり、現在に至っています。
この様な歴史的な背景により、当寺は「祈祷寺」なのでお葬式をするお寺ではありませんから、檀家は一軒もありません。
また、坂上田村麻呂が安置したと伝えられるご本尊は三十三年目毎のご開帳です。
なのだそうです。
薬師堂内厨子は国指定重要文化財、奉納海上信仰資料は国指定重要有形民俗文化財、鰐口、絹本著色聖宝僧正像、宝篋印塔は青森県重宝、龍燈杉は深浦町指定天然記念物になっています。
津軽三十三ヶ所観音霊場の第十番札所です。
【山門】

【寺号標】

『丁度1年後に33年目毎の御本尊が御開帳されるみたいです。開山1150年というのが凄いですね^^』

【仁王像】

『赤の塗装がほぼ剥げてしまっています。歴史を感じます』

【縁起】

『山門をくぐり、右に行くと地蔵堂と庚申堂があります』

【地蔵堂・庚申堂】

【ほほえみ観音・鐘石】
『鐘石は叩くと「金」の音がすると伝えられています。昔「黄金持ち」になろうと盛んに叩かれたそうです』

【龍燈杉】深浦町指定天然記念物

『紅白の綱に額を当て、願いを込めて九字「臨兵闘者皆陳裂在前(りんびょうとうしゃかいちんれつざいぜん)」を唱えると千古の偉大なるパワーを頂けるそうです』

【龍燈杉九字之綱説明板】


【寺宝案内】

【宝篋印塔】青森県重宝

【本堂(観音堂)】



【本堂内の様子】

【扁額】

【稲荷堂・護摩堂】

【薬師堂】

『薬師堂内厨子は国指定重要文化財です。撮影禁止の為、写真はありません』

【柴燈護摩道場】

『あれっ!7月16日が例大祭の宵宮という事は、昨夜、柴燈護摩(さいとうごま)と火渡行法(ひわたりぎょうほう)が行われたということですね』

『たぶんこれが火渡行法の跡だと思います。昨夜、近くに泊まっていたのに知りませんでした。美味しいご飯とお酒を頂いて、早めに寝てしまいました。火渡行法を見たことがないので、知っていれば、お酒は我慢して見に来たのになぁ~残念・・・』

【仏堂配置図】

住所:青森県西津軽郡深浦町大字深浦字浜町275
電話:0173-74-2029
ホームページ:https://www.engakuji.jp/
2020年9月16日投稿
風待ち舘(深浦町総合観光案内所)の見学を終え、円覚寺にやって来ました。
円覚寺は、正式には「春光山 円覚寺(しゅんこうざん えんがくじ)」と号する真言宗醍醐派の寺院です。
ホームページによると、縁起は
円覚寺は大同二丁亥年(807年)、征夷大将軍坂上田村麻呂が蝦夷東征のときに、厩戸皇子作の十一面観世音菩薩を安置し、観音堂を建立したのに始まると伝えられています。その時、田村麻呂が兜の中に納めていたと伝えられている影顕石守仏(えいけんいしまもりほとけ)が、今なお、円覚寺に保存されています。
その後清和天皇の貞観十戊子年(868年)に、泰澄大徳の弟子で浄定行者の末弟の円覚法印が、修験道を奉じて諸国の霊山を遍歴、この地に来て観音堂を再興しました。この円覚法印が大和の国の人で当寺の開基です。寺号は開基に由来しています。
江戸時代までは、当山派修験宗の寺として加持祈祷を行う山伏寺でした。津軽三十三ヶ所観音霊場第九番札所の見入山観音堂《大悲閣》は当寺の修行道場でした。明治五年、修験宗廃宗に伴い古義真言宗醍醐派となり、現在に至っています。
この様な歴史的な背景により、当寺は「祈祷寺」なのでお葬式をするお寺ではありませんから、檀家は一軒もありません。
また、坂上田村麻呂が安置したと伝えられるご本尊は三十三年目毎のご開帳です。
なのだそうです。
薬師堂内厨子は国指定重要文化財、奉納海上信仰資料は国指定重要有形民俗文化財、鰐口、絹本著色聖宝僧正像、宝篋印塔は青森県重宝、龍燈杉は深浦町指定天然記念物になっています。
津軽三十三ヶ所観音霊場の第十番札所です。
【山門】

【寺号標】

『丁度1年後に33年目毎の御本尊が御開帳されるみたいです。開山1150年というのが凄いですね^^』

【仁王像】

『赤の塗装がほぼ剥げてしまっています。歴史を感じます』

【縁起】

『山門をくぐり、右に行くと地蔵堂と庚申堂があります』

【地蔵堂・庚申堂】

【ほほえみ観音・鐘石】
『鐘石は叩くと「金」の音がすると伝えられています。昔「黄金持ち」になろうと盛んに叩かれたそうです』

【龍燈杉】深浦町指定天然記念物

『紅白の綱に額を当て、願いを込めて九字「臨兵闘者皆陳裂在前(りんびょうとうしゃかいちんれつざいぜん)」を唱えると千古の偉大なるパワーを頂けるそうです』

【龍燈杉九字之綱説明板】


【寺宝案内】

【宝篋印塔】青森県重宝

【本堂(観音堂)】



【本堂内の様子】

【扁額】

【稲荷堂・護摩堂】

【薬師堂】

『薬師堂内厨子は国指定重要文化財です。撮影禁止の為、写真はありません』

【柴燈護摩道場】

『あれっ!7月16日が例大祭の宵宮という事は、昨夜、柴燈護摩(さいとうごま)と火渡行法(ひわたりぎょうほう)が行われたということですね』

『たぶんこれが火渡行法の跡だと思います。昨夜、近くに泊まっていたのに知りませんでした。美味しいご飯とお酒を頂いて、早めに寝てしまいました。火渡行法を見たことがないので、知っていれば、お酒は我慢して見に来たのになぁ~残念・・・』

【仏堂配置図】

住所:青森県西津軽郡深浦町大字深浦字浜町275
電話:0173-74-2029
ホームページ:https://www.engakuji.jp/
2020年9月16日投稿