蔵王寺/大黒天 @宮城県刈田郡蔵王町
2016年8月16日(火)
三階の滝/不動滝/蔵王不動尊の見学を終え、蔵王山の御釜(五色湖)に向け蔵王エコーラインを更に上り、蔵王寺、大黒天にやって来ました。
蔵王寺は正式には「金峰山 蔵王寺」と号する単立の寺院です。
単立の寺院を参拝するのは初めてです。
どんな業界でも派閥に属さない一匹狼的な存在があるものなんですね。
ホームページによると
當山は海抜1250mに位置し、日本で有数の高地にある山岳寺院であります。
白鳳時代に山岳仏教の開祖、役の小角(エンノオズヌ)『神変大菩薩』の開山で、とくに地蔵信仰の中心地をなし、賽の磧(さいのかわら)供養の歴史は約600年前(室町時代)から始まり、又祈願処としては約一千数百年前になります。
賽の磧は地蔵和讃の中の世界であり、幼少の子供の死んで行く地獄だといわれているところであります。父、母恋しの思いにせめてもの回向のためにいたいけな手に血をにじませ、石で塔を積むという。地獄の鬼があらわれて、その塔を押しくずし、邪魔をして子供たちを追い回す。そこに冥途の父、母たる賽の磧のお地蔵さんが現れ、子供達を衣のそでにかくまって、助けるという霊域であります。
賽の磧はお地蔵様の世界です。お地蔵様は願王尊と申上げ、願いに限りのない唯一の御仏で最も親しまれている仏様です。供養の心は御慈悲です。今の言葉で言えば「愛」に外なりません。幼くして亡くなった我が子に父、母の大いなる「愛」を・・・合掌
なのだそうです。
【蔵王寺】


【宇恵観音・賽の磧延命地蔵菩薩・二中遭難供養塔】
『左に見えるのが、子育・万物の恵みを有し、お与えくださる宇恵観音です。多数の地蔵尊の上に見えるのが賽の磧延命地蔵菩薩です。地蔵尊の奥に二中遭難供養塔があります。これは大正7年10月23日に仙台二中(現在の仙台二高)の修学登山パーティーが蔵王連峰の馬の背付近で遭難し、生徒7名、教諭2名が亡くなるという痛ましい事故があったことから、遭難者の精靈を弔う慰靈塔です』

【苦抜地蔵尊】
『苦しみを抜き、楽を与える誓願を持った仏様です。痛いところを摩ると御利益があるそうです』

【一代守護仏】
『千手観音菩薩(子)・虚空蔵菩薩(丑・寅)・文殊菩薩(卯)・普賢菩薩(辰・巳)・勢至菩薩(午)・大日如来(未・申)・不動明王(酉)・阿弥陀如来(戌・亥)で、十二支(生まれ年)の守り御本尊です』

『賽の河原(磧)の意味をちゃんと調べてみたら「いくら続けても、後から後から崩される、無駄な努力の例え」という意味もあるそうで、なんか切ない気持ちになりました・・・』

【駒草平】
『高山植物の女王「コマクサ」が見られるのだそうです』

【大黒天】
『石造りの小さな大黒様が祀ってあることからこの名が付きました。標高1432mです』

『刈田岳登山道があります。山頂まで1.5km、徒歩60分です。僕は楽して自動車でもっと近くまで行きますけどねwwwでも、柵が見えるところまで上がってみることにしました』


『火山らしく山肌がはっきりと見える荒々しさがかっこいい!!』

『雄大な景色です(」*´∇`)」駐車場には僕の愛車がポツンと一台』

【馬の背カルデラ(想定火口域)の範囲】


【蔵王寺地図】
【大黒天地図】
蔵王寺 賽の磧本坊
所在地:宮城県刈田郡蔵王町遠刈田温泉倉石岳国有地内 蔵王エコーライン沿い
電話:0224-87-2709
ホームページ:http://www.zaodera.jp/
大黒天
所在地:宮城県刈田郡蔵王町遠刈田温泉倉石岳国有地内 蔵王エコーライン沿い
電話:0224-34-4401(蔵王町観光物産協会)
ホームページ:http://www.zao-machi.com/538
2019年12月4日投稿
三階の滝/不動滝/蔵王不動尊の見学を終え、蔵王山の御釜(五色湖)に向け蔵王エコーラインを更に上り、蔵王寺、大黒天にやって来ました。
蔵王寺は正式には「金峰山 蔵王寺」と号する単立の寺院です。
単立の寺院を参拝するのは初めてです。
どんな業界でも派閥に属さない一匹狼的な存在があるものなんですね。
ホームページによると
當山は海抜1250mに位置し、日本で有数の高地にある山岳寺院であります。
白鳳時代に山岳仏教の開祖、役の小角(エンノオズヌ)『神変大菩薩』の開山で、とくに地蔵信仰の中心地をなし、賽の磧(さいのかわら)供養の歴史は約600年前(室町時代)から始まり、又祈願処としては約一千数百年前になります。
賽の磧は地蔵和讃の中の世界であり、幼少の子供の死んで行く地獄だといわれているところであります。父、母恋しの思いにせめてもの回向のためにいたいけな手に血をにじませ、石で塔を積むという。地獄の鬼があらわれて、その塔を押しくずし、邪魔をして子供たちを追い回す。そこに冥途の父、母たる賽の磧のお地蔵さんが現れ、子供達を衣のそでにかくまって、助けるという霊域であります。
賽の磧はお地蔵様の世界です。お地蔵様は願王尊と申上げ、願いに限りのない唯一の御仏で最も親しまれている仏様です。供養の心は御慈悲です。今の言葉で言えば「愛」に外なりません。幼くして亡くなった我が子に父、母の大いなる「愛」を・・・合掌
なのだそうです。
【蔵王寺】


【宇恵観音・賽の磧延命地蔵菩薩・二中遭難供養塔】
『左に見えるのが、子育・万物の恵みを有し、お与えくださる宇恵観音です。多数の地蔵尊の上に見えるのが賽の磧延命地蔵菩薩です。地蔵尊の奥に二中遭難供養塔があります。これは大正7年10月23日に仙台二中(現在の仙台二高)の修学登山パーティーが蔵王連峰の馬の背付近で遭難し、生徒7名、教諭2名が亡くなるという痛ましい事故があったことから、遭難者の精靈を弔う慰靈塔です』

【苦抜地蔵尊】
『苦しみを抜き、楽を与える誓願を持った仏様です。痛いところを摩ると御利益があるそうです』

【一代守護仏】
『千手観音菩薩(子)・虚空蔵菩薩(丑・寅)・文殊菩薩(卯)・普賢菩薩(辰・巳)・勢至菩薩(午)・大日如来(未・申)・不動明王(酉)・阿弥陀如来(戌・亥)で、十二支(生まれ年)の守り御本尊です』

『賽の河原(磧)の意味をちゃんと調べてみたら「いくら続けても、後から後から崩される、無駄な努力の例え」という意味もあるそうで、なんか切ない気持ちになりました・・・』

【駒草平】
『高山植物の女王「コマクサ」が見られるのだそうです』

【大黒天】
『石造りの小さな大黒様が祀ってあることからこの名が付きました。標高1432mです』

『刈田岳登山道があります。山頂まで1.5km、徒歩60分です。僕は楽して自動車でもっと近くまで行きますけどねwwwでも、柵が見えるところまで上がってみることにしました』


『火山らしく山肌がはっきりと見える荒々しさがかっこいい!!』

『雄大な景色です(」*´∇`)」駐車場には僕の愛車がポツンと一台』

【馬の背カルデラ(想定火口域)の範囲】


【蔵王寺地図】
【大黒天地図】
蔵王寺 賽の磧本坊
所在地:宮城県刈田郡蔵王町遠刈田温泉倉石岳国有地内 蔵王エコーライン沿い
電話:0224-87-2709
ホームページ:http://www.zaodera.jp/
大黒天
所在地:宮城県刈田郡蔵王町遠刈田温泉倉石岳国有地内 蔵王エコーライン沿い
電話:0224-34-4401(蔵王町観光物産協会)
ホームページ:http://www.zao-machi.com/538
2019年12月4日投稿