この本はおもしろい!【千里眼シリーズ】松岡圭祐
【千里眼マジシャンの少女】
千里眼シリーズ第七段です。
岬美由紀、嵯峨敏也、里見沙希の松岡ワールドの三大主人公が揃い踏みの作品です。
岬美由紀の言動がいつもと違い高飛車な態度で違和感があったのですが、もしやこれは読者だまし!と先の展開を推察できる文脈は推理が好きな読者には面白いのではないかと思いました。
最後まで真相が分らない難しい推理小説よりも、読者も推理に参加できて、なんとなく先の展開が読める(著者の創作能力を批判して訳ではないですよ)文章構成は、凡人の僕からすると自分が推測した展開に話が進んだ時に「やったー!正解!」みたいな嬉しさが込み上げてきます。作者の読者を楽しませたいという思いが伝わって来る感じがしました(^^)
マジシャンの少女裏表紙より
『休暇中の岬美由紀は吹雪で山頂に取り残された遭難者の救出に向かうが、現場に人影はなく雪崩にのみ込まれる。折しも政府は都知事の提唱したカジノ構想を実現すべくお台場に巨大な施設を建設中だった。政府高官や警察官僚が招かれたオープニングセレモニーの日、数十人を超す武装勢力が施設を占領。VIPを人質に四百億円と原潜引き渡しを政府に要求した。巨額なカネが動くカジノ計画の裏に日本を震撼させる策謀が』

2011年8月18日投稿
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【千里眼メフィストの逆襲】【千里眼岬美由紀】
千里眼シリーズ第五段、第六段です。
メフィストの逆襲と岬美由紀はつながっている物語なのでセットで読むのがお薦めです。
本書は2001年12月に「千里眼の瞳」として刊行されたものに、大幅加筆、訂正をしたものです。
北朝鮮の拉致疑惑、2001年9月11日に発生したアメリカ同時多発テロの内容を含んでいて、今更読むともう10年経ったのだと、時の流れの早さを実感したとともに、今なお続く無差別テロに怒りを覚えました。
本書の中での北朝鮮の意外な役割に驚きましたが、面白い考え方だなとも思いました。
北朝鮮とメフィストコンサルティング、岬美由紀と北朝鮮工作員の女の友情など、読みどころ満載でおもしろかったです(^^)
メフィストの逆襲裏表紙より
『シーズン・オフの日本海海岸。父親の目の前で、13才の一人の少女が忽然と姿を消した。海上には時を同じくして朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の不審船が出没していた。それから4年。北朝鮮人民思想省工作員と思われれる謎の女が、千里眼・岬美由紀の前に現れた。同時期、岬は奇妙な銃器事件に遭遇する。その陰にはかつて岬を苦しめた〈メフィスト・コンサルティング・グループ〉の密使の姿があった。北朝鮮とメフィスト。二大マインドコントロール集団が岬を、そして日本を襲う』
岬美由紀の裏表紙より
『岬美由紀の言動をすべて看破する北朝鮮の謎の刺客・李秀卿(リスギョン)が、身辺警護網を突破。その直後、日本海海岸で北朝鮮に拉致されたとみられていた少女・星野亜希子が思わぬかたちで発見される。李の残した数少ない手がかりをもとに、岬美由紀は一路ニューヨークへ。ついに彼女の居場所を突き止めたが・・・。危難の果て、突如、二人の女のあいだに芽生えた友情。しかし、その時こそメフィスト・コンサルティング・グループの密使・ダビデが最後のカードを切った瞬間だった』

2011年7月29日投稿
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【千里眼洗脳試験】
最近すっかり千里眼シリーズにハマってますw
第四段「洗脳試験」をブックオフで探してきました。やっぱり面白いです(^^)
「ミドリ猿」「運命の暗示」では存在感がなく、美由紀の活躍で計画が失敗に終わった責任を取らされ、組織に殺されたかに思われた友里佐知子は生きていた。美由紀は再び友里の仕掛けた爆弾テロと戦うことに。
小説裏表紙より
『東京・奥多摩山中に忽然と出現した白亜の六角形の建造物。それは、主宰も目的も不明な謎の自己啓発セミナー〈デーヴァ瞑想チーム〉のものだった。防衛庁出身の元国家公務員で『千里眼』の異名をとるカウンセラー・岬美由紀は、そこに4000人の人質が捕らわれ、爆弾テロに脅かされていることに気づく。その中核にはカルト教団教祖としてかつて日本を震撼させたあの女の存在があった・・・。岬の宿敵・友里佐知子は生きていた!制限時間500分。増長する現実のテロリズム世界を超える、史上最悪爆弾テロ成立の可能性を描いたシリーズ第四作を緊急文庫化』

2011年6月26日投稿
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【千里眼ミドリの猿】【千里眼運命の暗示】
千里眼を読んでハマってしまい、早速第二段「ミドリの猿」、第三段「運命の暗示」をブックオフで探してきました。やっぱり面白いですね~(^^
岬美由紀の海外での活躍!マインドコントロール組織との戦い。
ミドリの猿と運命の暗示はつながっている物語なのでセットで読むのがお薦めです。
ミドリの猿だけ読むと結果が見えないので先が気になってやきもきすることになるでしょうw
ミドリの猿裏表紙より
『嵯峨敏也は悪夢にうなされていた・・・。多重人格と判断した入絵由香の恐るべき夜叉の顔をまのあたりにしたからだ。ミドリの猿、その言葉の真意は?嵯峨はかつての恩師、倉石を連続変死事件の犯人と疑い極秘調査に乗り出した。一方、今や『千里眼』の異名をとるに至った岬美由紀は、見えざる敵の存在を察知する。メフィスト・コンサルティング-史上最大のマインドコントロール組織がついに姿を現したのだ!』
運命の暗示裏表紙より
『捕らわれた岬美由紀を救い出すため、嵯峨敏也と蒲生誠は東京湾唯一の無人島・猿島に向かう。しかしそこには既に、メフィスト・コンサルティングの罠が張り巡らされていた。中国15億人を一斉に操り日本侵攻に向かわせるメフィストの集団マインドコントロールのからくりとは?残された猶予はわずか24時間。そこにはオカルトや超常現象ではない、科学的催眠暗示の巧妙なトリックが隠されていた。岬美由紀と友里佐知子、ふたりの運命の行方は?「催眠」の入絵由香がみたミドリの猿の正体とは?』

2011年6月10日投稿
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【千里眼】
ブックオフで105円で買ってきたんですが面白かった~(^^
1999年5月に小学館文庫から発売され、100万部を突破したベストセラーの本です。
千里眼シリーズの第一弾です。
自衛隊上がりで身体能力も優れた才色兼備のカウンセラー岬美由紀と人間の心理を解読することが得意とされるカウンセラーの読みを欺く多彩な攻撃を仕掛けるテロ宗教組織との壮絶な戦い。
ハラハラドキドキの展開に、読むのを途中で中断するのがもどかしく感じる程でした。
この本はおもしろかった!
小説裏表紙より
『可憐で心優しい最強のカウンセラー、岬美由紀登場!横須賀基地から最新鋭のミサイルが突如、都心に向けて発射された。着弾を阻止するには十桁のパスワードを解読しなければならない。美由紀は解読にとりかかる・・・。一方、千葉の南房総では巨大な観音像に魅せられる不審な少女の姿があった。その陰には世界を震撼させる〈催眠〉の罠が待ち受けていた!』

2011年5月29日投稿
千里眼シリーズ第七段です。
岬美由紀、嵯峨敏也、里見沙希の松岡ワールドの三大主人公が揃い踏みの作品です。
岬美由紀の言動がいつもと違い高飛車な態度で違和感があったのですが、もしやこれは読者だまし!と先の展開を推察できる文脈は推理が好きな読者には面白いのではないかと思いました。
最後まで真相が分らない難しい推理小説よりも、読者も推理に参加できて、なんとなく先の展開が読める(著者の創作能力を批判して訳ではないですよ)文章構成は、凡人の僕からすると自分が推測した展開に話が進んだ時に「やったー!正解!」みたいな嬉しさが込み上げてきます。作者の読者を楽しませたいという思いが伝わって来る感じがしました(^^)
マジシャンの少女裏表紙より
『休暇中の岬美由紀は吹雪で山頂に取り残された遭難者の救出に向かうが、現場に人影はなく雪崩にのみ込まれる。折しも政府は都知事の提唱したカジノ構想を実現すべくお台場に巨大な施設を建設中だった。政府高官や警察官僚が招かれたオープニングセレモニーの日、数十人を超す武装勢力が施設を占領。VIPを人質に四百億円と原潜引き渡しを政府に要求した。巨額なカネが動くカジノ計画の裏に日本を震撼させる策謀が』

2011年8月18日投稿
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【千里眼メフィストの逆襲】【千里眼岬美由紀】
千里眼シリーズ第五段、第六段です。
メフィストの逆襲と岬美由紀はつながっている物語なのでセットで読むのがお薦めです。
本書は2001年12月に「千里眼の瞳」として刊行されたものに、大幅加筆、訂正をしたものです。
北朝鮮の拉致疑惑、2001年9月11日に発生したアメリカ同時多発テロの内容を含んでいて、今更読むともう10年経ったのだと、時の流れの早さを実感したとともに、今なお続く無差別テロに怒りを覚えました。
本書の中での北朝鮮の意外な役割に驚きましたが、面白い考え方だなとも思いました。
北朝鮮とメフィストコンサルティング、岬美由紀と北朝鮮工作員の女の友情など、読みどころ満載でおもしろかったです(^^)
メフィストの逆襲裏表紙より
『シーズン・オフの日本海海岸。父親の目の前で、13才の一人の少女が忽然と姿を消した。海上には時を同じくして朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の不審船が出没していた。それから4年。北朝鮮人民思想省工作員と思われれる謎の女が、千里眼・岬美由紀の前に現れた。同時期、岬は奇妙な銃器事件に遭遇する。その陰にはかつて岬を苦しめた〈メフィスト・コンサルティング・グループ〉の密使の姿があった。北朝鮮とメフィスト。二大マインドコントロール集団が岬を、そして日本を襲う』
岬美由紀の裏表紙より
『岬美由紀の言動をすべて看破する北朝鮮の謎の刺客・李秀卿(リスギョン)が、身辺警護網を突破。その直後、日本海海岸で北朝鮮に拉致されたとみられていた少女・星野亜希子が思わぬかたちで発見される。李の残した数少ない手がかりをもとに、岬美由紀は一路ニューヨークへ。ついに彼女の居場所を突き止めたが・・・。危難の果て、突如、二人の女のあいだに芽生えた友情。しかし、その時こそメフィスト・コンサルティング・グループの密使・ダビデが最後のカードを切った瞬間だった』

2011年7月29日投稿
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【千里眼洗脳試験】
最近すっかり千里眼シリーズにハマってますw
第四段「洗脳試験」をブックオフで探してきました。やっぱり面白いです(^^)
「ミドリ猿」「運命の暗示」では存在感がなく、美由紀の活躍で計画が失敗に終わった責任を取らされ、組織に殺されたかに思われた友里佐知子は生きていた。美由紀は再び友里の仕掛けた爆弾テロと戦うことに。
小説裏表紙より
『東京・奥多摩山中に忽然と出現した白亜の六角形の建造物。それは、主宰も目的も不明な謎の自己啓発セミナー〈デーヴァ瞑想チーム〉のものだった。防衛庁出身の元国家公務員で『千里眼』の異名をとるカウンセラー・岬美由紀は、そこに4000人の人質が捕らわれ、爆弾テロに脅かされていることに気づく。その中核にはカルト教団教祖としてかつて日本を震撼させたあの女の存在があった・・・。岬の宿敵・友里佐知子は生きていた!制限時間500分。増長する現実のテロリズム世界を超える、史上最悪爆弾テロ成立の可能性を描いたシリーズ第四作を緊急文庫化』

2011年6月26日投稿
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【千里眼ミドリの猿】【千里眼運命の暗示】
千里眼を読んでハマってしまい、早速第二段「ミドリの猿」、第三段「運命の暗示」をブックオフで探してきました。やっぱり面白いですね~(^^
岬美由紀の海外での活躍!マインドコントロール組織との戦い。
ミドリの猿と運命の暗示はつながっている物語なのでセットで読むのがお薦めです。
ミドリの猿だけ読むと結果が見えないので先が気になってやきもきすることになるでしょうw
ミドリの猿裏表紙より
『嵯峨敏也は悪夢にうなされていた・・・。多重人格と判断した入絵由香の恐るべき夜叉の顔をまのあたりにしたからだ。ミドリの猿、その言葉の真意は?嵯峨はかつての恩師、倉石を連続変死事件の犯人と疑い極秘調査に乗り出した。一方、今や『千里眼』の異名をとるに至った岬美由紀は、見えざる敵の存在を察知する。メフィスト・コンサルティング-史上最大のマインドコントロール組織がついに姿を現したのだ!』
運命の暗示裏表紙より
『捕らわれた岬美由紀を救い出すため、嵯峨敏也と蒲生誠は東京湾唯一の無人島・猿島に向かう。しかしそこには既に、メフィスト・コンサルティングの罠が張り巡らされていた。中国15億人を一斉に操り日本侵攻に向かわせるメフィストの集団マインドコントロールのからくりとは?残された猶予はわずか24時間。そこにはオカルトや超常現象ではない、科学的催眠暗示の巧妙なトリックが隠されていた。岬美由紀と友里佐知子、ふたりの運命の行方は?「催眠」の入絵由香がみたミドリの猿の正体とは?』

2011年6月10日投稿
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【千里眼】
ブックオフで105円で買ってきたんですが面白かった~(^^
1999年5月に小学館文庫から発売され、100万部を突破したベストセラーの本です。
千里眼シリーズの第一弾です。
自衛隊上がりで身体能力も優れた才色兼備のカウンセラー岬美由紀と人間の心理を解読することが得意とされるカウンセラーの読みを欺く多彩な攻撃を仕掛けるテロ宗教組織との壮絶な戦い。
ハラハラドキドキの展開に、読むのを途中で中断するのがもどかしく感じる程でした。
この本はおもしろかった!
小説裏表紙より
『可憐で心優しい最強のカウンセラー、岬美由紀登場!横須賀基地から最新鋭のミサイルが突如、都心に向けて発射された。着弾を阻止するには十桁のパスワードを解読しなければならない。美由紀は解読にとりかかる・・・。一方、千葉の南房総では巨大な観音像に魅せられる不審な少女の姿があった。その陰には世界を震撼させる〈催眠〉の罠が待ち受けていた!』

2011年5月29日投稿