武蔵国鷲宮神社 @埼玉県久喜市
2011年9月8日(木)
静御前の墓を出発し、まだ日が暮れるまで少々時間があったので、もう1か所くらい寄れるかなと思い、再びスマフォ版じゃらん観光ガイドを見ていて、関東最古の大社であるといわれる鷲宮神社に興味が湧き行ってみることにしました。
じゃらん観光ガイドの口コミの中に「アニオタ(アニメオタクのことだと思います)の聖地」とあったので、何の事だろうと思い、更に検索を繰り返すと「らき☆すた」という、主に春日部市を舞台のモデルにしているアニメがあることを知りました。鷲宮神社も舞台の1つで「らき☆すた」ファンにとっては聖地なんだそうです。
平日の夕方に若い男の子達が神社参拝している姿、駐車場に2台停まっていた「らき☆すた」の文字やキャラクターが描かれた痛車、「らき☆すた」キャラクターでいっぱいだった絵馬など、予備知識を持っていたので違和感はなかったですが、知らなかったら頭の中????マークでいっぱいになったことでしょうw
「らき☆すた」のお陰で大晦日にはTV中継があったり、年々参拝者数が増加しているとのことで、僕はこのアニメを今日まで全く知りませんでしたが、あらためてメディアの影響力の強さを実感しました。
僕も若い頃、大好きなアニメのキャラクターの絵を年賀状に描いたり、大好きな映画の撮影地を巡礼したことがありますので「らき☆すた」ファンの気持ちは十分に理解できます(^^)
話が神社自体のこととずれてしまっているついでなので、1つ疑問に思ったことを書くと、「鷲宮」と書いて読みは「わしのみや」「わしみや」のどっちなんでしょうか?
って書いた後、調べてみたらやっぱり同じ疑問を持つ方がいらっしゃるんですねw 他の方のブログに載っていました。
久喜市と合併する前の自治体名は「わしみや」、駅は「わしのみや」が正しく、鷲宮1~6は「わしみや」、大字鷲宮は「わしのみや」、鷲宮神社は「わしのみやじんじゃ」だそうです。合併に際し「わしのみや」に統一しましたが、一部高校の名前などは「わしみや」が残っているそうです。ということは今は「わしのみや」でいいってことでしょうね。
さて、ようやく鷲宮神社のことについてですが、ご祭神は天穂日命(あめのほひのみこと)、武夷鳥命(たけひなとりのみこと)、大巳貴命(おおなむちのみこと)、他九柱です。
当社は出雲族の草創に係わる関東最古の大社として、鷲宮大明神、浮嶋大明神、大酉元祖とも称し各所に多数の分祀があります。
鷲宮神社ホームページの由緒によると
『当神社は、出雲族の草創に係る関東最古の大社である。由緒は神代の昔に、天穂日宮とその御子武夷鳥宮とが、昌彦・昌武父子外二十七人の部族等を率いて神崎神社(大己貴命)を建てて奉祀したのに始まり、次に天穂日宮の御霊徳を崇め、別宮を建てて奉祀した。この別宮が現在の本殿である。崇神天皇の御世には、太田々根子命が司祭し、豊城入彦命、彦狭島命、御諸別王が、それぞれ幣帛を奉納した。景行天皇の御世には、日本武尊が当社の神威を崇め尊み、社殿の造営をし、併せて相殿に武夷鳥宮を奉祀した。桓武天皇の御世には、征夷大将軍坂上田村麿が、武運長久を祈り奥州鷲の巣に当社の御分社を奉祀した。中世以降には、関東の総社また関東鎮護の神として、武将の尊崇が厚く、歴史上有利な武将だけでも藤原秀郷・源義家・源頼朝・源義経・北条時頼・北条貞時・新田義貞・小山義政・足利氏歴代・古河公方・関東管領上杉氏歴代・武田信玄・織田信長・豊臣秀吉・徳川家康等があげられ、武運長久等を祈る幣帛の奉納や神領の寄進、社殿の造営等がなされた。なかでも江戸時代には、四百石の神領を与えられ、代々の将軍の名で朱印状が残されている。明治天皇の御世には、神祗官達により准勅祭社に定められ、勅使参向のもと幣帛の奉納がなされた。そして明治天皇行幸の際、当社に御少憩され、祭祀料として金壱封を賜り、昭和天皇の御世にも、幣帛を賜った』とあります。
由緒ある神社であることから、国指定重要文化財の「太刀」や国指定重要無形民族文化財の「鷲宮催馬楽神楽」など県指定文化財などを含め8つの文化財が所蔵されています。
【鳥居】

【参道】

『写真右の絵馬掛け所に人が見えます。若い男性で、絵馬をじっと見つめています』

【絵馬掛け所】
『らき☆すた・らき☆すた・らき☆すた・らき☆すた!だらけです~w』

『これ上手ですね。っていうか、138拝目ってすごっ(^_^;)』

『写真左が八坂神社で右が八坂神輿殿です』

【神輿殿】
『お神輿が収められています。鷲宮神社に伝わる本社神輿は江戸寛政年間(1789~1800年)に造られたもので、台座は縦・横とも約14m、重さが約3トンあり、俗に「千貫みこし」とも呼ばれ県内では最大のものと言われているそうです。一回に180人で担ぐお神輿ってとてつもない大きさ、重量ですよねw 余計なちゃちゃを入れますが、ちなみに一貫=3.75kgなので「千貫みこし」とはちょっと言い過ぎかもしれませんねw』


【拝殿】

【拝殿・本殿】

【姫宮神社】

【力石】

【光天之池(みひかりの池)】
『古来よりこの池には龍神様が住んでいると言い伝えられてきましたが、永い年月の間に土砂が流れ込み池が埋もれていたそうです。平成11年から古来の御神池に復元するべく土砂を搬出していると、池から湧き水が溢れ出て、龍のような雲が空を覆いました。その時に「天まで光り輝くような池」というご神託を受け、光天之池と名付けたそうです』


【久伊豆神社】

住所:埼玉県久喜市鷲宮1-6-1
電話:0480-58-0434
ホームページ:http://www.washinomiyajinja.or.jp/
2011年9月19日投稿
静御前の墓を出発し、まだ日が暮れるまで少々時間があったので、もう1か所くらい寄れるかなと思い、再びスマフォ版じゃらん観光ガイドを見ていて、関東最古の大社であるといわれる鷲宮神社に興味が湧き行ってみることにしました。
じゃらん観光ガイドの口コミの中に「アニオタ(アニメオタクのことだと思います)の聖地」とあったので、何の事だろうと思い、更に検索を繰り返すと「らき☆すた」という、主に春日部市を舞台のモデルにしているアニメがあることを知りました。鷲宮神社も舞台の1つで「らき☆すた」ファンにとっては聖地なんだそうです。
平日の夕方に若い男の子達が神社参拝している姿、駐車場に2台停まっていた「らき☆すた」の文字やキャラクターが描かれた痛車、「らき☆すた」キャラクターでいっぱいだった絵馬など、予備知識を持っていたので違和感はなかったですが、知らなかったら頭の中????マークでいっぱいになったことでしょうw
「らき☆すた」のお陰で大晦日にはTV中継があったり、年々参拝者数が増加しているとのことで、僕はこのアニメを今日まで全く知りませんでしたが、あらためてメディアの影響力の強さを実感しました。
僕も若い頃、大好きなアニメのキャラクターの絵を年賀状に描いたり、大好きな映画の撮影地を巡礼したことがありますので「らき☆すた」ファンの気持ちは十分に理解できます(^^)
話が神社自体のこととずれてしまっているついでなので、1つ疑問に思ったことを書くと、「鷲宮」と書いて読みは「わしのみや」「わしみや」のどっちなんでしょうか?
って書いた後、調べてみたらやっぱり同じ疑問を持つ方がいらっしゃるんですねw 他の方のブログに載っていました。
久喜市と合併する前の自治体名は「わしみや」、駅は「わしのみや」が正しく、鷲宮1~6は「わしみや」、大字鷲宮は「わしのみや」、鷲宮神社は「わしのみやじんじゃ」だそうです。合併に際し「わしのみや」に統一しましたが、一部高校の名前などは「わしみや」が残っているそうです。ということは今は「わしのみや」でいいってことでしょうね。
さて、ようやく鷲宮神社のことについてですが、ご祭神は天穂日命(あめのほひのみこと)、武夷鳥命(たけひなとりのみこと)、大巳貴命(おおなむちのみこと)、他九柱です。
当社は出雲族の草創に係わる関東最古の大社として、鷲宮大明神、浮嶋大明神、大酉元祖とも称し各所に多数の分祀があります。
鷲宮神社ホームページの由緒によると
『当神社は、出雲族の草創に係る関東最古の大社である。由緒は神代の昔に、天穂日宮とその御子武夷鳥宮とが、昌彦・昌武父子外二十七人の部族等を率いて神崎神社(大己貴命)を建てて奉祀したのに始まり、次に天穂日宮の御霊徳を崇め、別宮を建てて奉祀した。この別宮が現在の本殿である。崇神天皇の御世には、太田々根子命が司祭し、豊城入彦命、彦狭島命、御諸別王が、それぞれ幣帛を奉納した。景行天皇の御世には、日本武尊が当社の神威を崇め尊み、社殿の造営をし、併せて相殿に武夷鳥宮を奉祀した。桓武天皇の御世には、征夷大将軍坂上田村麿が、武運長久を祈り奥州鷲の巣に当社の御分社を奉祀した。中世以降には、関東の総社また関東鎮護の神として、武将の尊崇が厚く、歴史上有利な武将だけでも藤原秀郷・源義家・源頼朝・源義経・北条時頼・北条貞時・新田義貞・小山義政・足利氏歴代・古河公方・関東管領上杉氏歴代・武田信玄・織田信長・豊臣秀吉・徳川家康等があげられ、武運長久等を祈る幣帛の奉納や神領の寄進、社殿の造営等がなされた。なかでも江戸時代には、四百石の神領を与えられ、代々の将軍の名で朱印状が残されている。明治天皇の御世には、神祗官達により准勅祭社に定められ、勅使参向のもと幣帛の奉納がなされた。そして明治天皇行幸の際、当社に御少憩され、祭祀料として金壱封を賜り、昭和天皇の御世にも、幣帛を賜った』とあります。
由緒ある神社であることから、国指定重要文化財の「太刀」や国指定重要無形民族文化財の「鷲宮催馬楽神楽」など県指定文化財などを含め8つの文化財が所蔵されています。
【鳥居】

【参道】

『写真右の絵馬掛け所に人が見えます。若い男性で、絵馬をじっと見つめています』

【絵馬掛け所】
『らき☆すた・らき☆すた・らき☆すた・らき☆すた!だらけです~w』

『これ上手ですね。っていうか、138拝目ってすごっ(^_^;)』

『写真左が八坂神社で右が八坂神輿殿です』

【神輿殿】
『お神輿が収められています。鷲宮神社に伝わる本社神輿は江戸寛政年間(1789~1800年)に造られたもので、台座は縦・横とも約14m、重さが約3トンあり、俗に「千貫みこし」とも呼ばれ県内では最大のものと言われているそうです。一回に180人で担ぐお神輿ってとてつもない大きさ、重量ですよねw 余計なちゃちゃを入れますが、ちなみに一貫=3.75kgなので「千貫みこし」とはちょっと言い過ぎかもしれませんねw』


【拝殿】

【拝殿・本殿】

【姫宮神社】

【力石】

【光天之池(みひかりの池)】
『古来よりこの池には龍神様が住んでいると言い伝えられてきましたが、永い年月の間に土砂が流れ込み池が埋もれていたそうです。平成11年から古来の御神池に復元するべく土砂を搬出していると、池から湧き水が溢れ出て、龍のような雲が空を覆いました。その時に「天まで光り輝くような池」というご神託を受け、光天之池と名付けたそうです』


【久伊豆神社】

住所:埼玉県久喜市鷲宮1-6-1
電話:0480-58-0434
ホームページ:http://www.washinomiyajinja.or.jp/
2011年9月19日投稿