この本はおもしろい!【天使の傷痕】西村京太郎
昭和四十年の江戸川乱歩賞を受けた作品です。
西村京太郎というと「○○特急殺人事件」などトラベルミステリーの印象が強く、学生の頃、鉄道旅行が好きだった僕は西村氏の小説をよく読んでいました。トラベルミステリーが多い西村氏ですが社会問題を取り上げた小説もあります。この小説は今から46年前のものですが、当時の時代背景を描いた「差別」を題材にしたもので、様々な「差別」は今なおあります。「差別」について考えさせられる興味深い内容です。トリックと犯人については推理するのは難しくないですがw
小説裏表紙より
『武蔵野の雑木林でデート中の男女が殺人事件に遭遇した。瀕死の被害者は「テン」とつぶやいて息をひきとった。意味不明の「テン」とは何を指すのか。デート中、直接事件を目撃した田島は新聞記者らしい関心から周辺を洗う。「テン」とは天使と分ったが、事件の背景には意外な事実が隠されていた』

2011年9月4日投稿
西村京太郎というと「○○特急殺人事件」などトラベルミステリーの印象が強く、学生の頃、鉄道旅行が好きだった僕は西村氏の小説をよく読んでいました。トラベルミステリーが多い西村氏ですが社会問題を取り上げた小説もあります。この小説は今から46年前のものですが、当時の時代背景を描いた「差別」を題材にしたもので、様々な「差別」は今なおあります。「差別」について考えさせられる興味深い内容です。トリックと犯人については推理するのは難しくないですがw
小説裏表紙より
『武蔵野の雑木林でデート中の男女が殺人事件に遭遇した。瀕死の被害者は「テン」とつぶやいて息をひきとった。意味不明の「テン」とは何を指すのか。デート中、直接事件を目撃した田島は新聞記者らしい関心から周辺を洗う。「テン」とは天使と分ったが、事件の背景には意外な事実が隠されていた』

2011年9月4日投稿