この本はおもしろい!【赤城山残照 国定忠治一代記】山口隆
先日、お客様から頂きました。
ご友人が書かれた本だそうです。
国定忠治?!
名前に記憶はあるのですが、どんな人だったか全く忘れています。
丁度、赤城山の麓にある沼田市散策の記事を書いていたところだったので、思いがけない偶然でした。
歴史小説は言葉の言い回しや長い名前が理解、記憶しにくく、あまり好きではないんですよね~www
でも、次回お会いした時に感想を聞かれだろうと思い、我慢して読むことにしました(´・_・`)
正直言って、ありがた迷惑です・・・
ところがどっこい(古い言い回しですがwww)!
読み始めたら、言葉はほぼ現代語なので読みやすく、様々な事件が次々と起こるスリリングな展開が続き、なかなか面白かったです。
忠治は、江戸時代後期に実在した侠客(きょうかく)です。
侠客とは、強きを挫き、弱きを助ける事を旨とした「任侠を建前とした渡世人」の総称です。
言葉だけを読むと良い人そうに思えますが、現代で言えばやくざですから残忍なシーンがたくさんあります。
罪人は罪人であって美化することは間違っていると思いますが、忠治を嫌いにならないどころかむしろ応援したくなりました。
フィクションとして楽しむには、良いと思います。
帯より
『幕末の絹繁盛の上州で権力に反抗し、民衆を味方に並はずれた行動力で駆け抜け、赤城を愛し愛されて死んでいった男。磔刑に耐えた男。挫けぬ女。飢餓と闘い、美学に生きた面々の物語』

2020年10月2日投稿
ご友人が書かれた本だそうです。
国定忠治?!
名前に記憶はあるのですが、どんな人だったか全く忘れています。
丁度、赤城山の麓にある沼田市散策の記事を書いていたところだったので、思いがけない偶然でした。
歴史小説は言葉の言い回しや長い名前が理解、記憶しにくく、あまり好きではないんですよね~www
でも、次回お会いした時に感想を聞かれだろうと思い、我慢して読むことにしました(´・_・`)
正直言って、ありがた迷惑です・・・
ところがどっこい(古い言い回しですがwww)!
読み始めたら、言葉はほぼ現代語なので読みやすく、様々な事件が次々と起こるスリリングな展開が続き、なかなか面白かったです。
忠治は、江戸時代後期に実在した侠客(きょうかく)です。
侠客とは、強きを挫き、弱きを助ける事を旨とした「任侠を建前とした渡世人」の総称です。
言葉だけを読むと良い人そうに思えますが、現代で言えばやくざですから残忍なシーンがたくさんあります。
罪人は罪人であって美化することは間違っていると思いますが、忠治を嫌いにならないどころかむしろ応援したくなりました。
フィクションとして楽しむには、良いと思います。
帯より
『幕末の絹繁盛の上州で権力に反抗し、民衆を味方に並はずれた行動力で駆け抜け、赤城を愛し愛されて死んでいった男。磔刑に耐えた男。挫けぬ女。飢餓と闘い、美学に生きた面々の物語』

2020年10月2日投稿