首都圏外郭放水路《防災地下神殿》 @埼玉県春日部市
2019年11月28日(木)
今日は首都圏外郭放水路《防災地下神殿》を見学してきました。
首都圏外郭放水路《防災地下神殿》は世界最大級の地下放水路です。
国土交通省 関東地方整備局 江戸川河川事務所のホームページによると
首都圏外郭放水路は、洪水を防ぐために建設された世界最大級の地下放水路です。中川、倉松川、大落古利根川、18号水路、幸松川といった中小河川が洪水となった時、洪水の一部をゆとりのある江戸川へと流すことができます。
中川・綾瀬川の流域は、利根川や江戸川、荒川といった大きな川に囲まれています。この地域は、土地が低く水がたまりやすいお皿のような地形となっているため、これまで何度も洪水被害を受けてきました。また、川の勾配が緩やかで、水が海まで流れにくいという特徴があり、大雨が降ると水位がなかなか下がりません。さらに近年では、都市化が急速に進み、降った雨が地中にしみこみにくく、雨水が一気に川に流れ込んで洪水が発生しやすくなっています。
首都圏外郭放水路の完成によって、周辺地域で浸水する家屋の戸数や面積は大幅に減り、長年洪水に悩まされてきた流域の被害を大きく軽減しました。
なのだそうです。
地底探検ミュージアム「龍Q館」は予約なしで無料で見学できますが、首都圏外郭放水路《防災地下神殿》を見学するにはWEBまたは電話での予約が必要ですのでご注意ください!
【庄和排水機場・首都圏外郭放水路管理支所・地底探検ミュージアム「龍Q館」】

『この建物の奥の地下に防災地下神殿があります』


『排水の為のポンプですかね?』

【泥水式シールドマシン】

『首都圏外郭放水路トンネル工事で使用した泥水式シールドマシンの面板(カッタ)です』


『公共交通機関利用の方は東武野田線南桜井駅からバスがあります』

『入館します』


『見学会受付がある2階に上がります』

【地層タワー】


【2階案内図】

【ネーミングに込められた意味】

【龍Q館】
『正面に見えるのが首都圏外郭放水路《防災地下神殿》の受付です』

『平日にも関わらず、参加者が多い人気のツアーです。龍Q館の見学をしながらツアー開始を待ちます』

【操作室】

『春日部市では毎年5月に日本一の大凧「春日部大凧あげ祭り」が開催されます』

【地底体感ホール】

『建設過程などの映像を見ることができます』


【首都圏外郭放水路のメカニズム】
『簡単に言えば、大雨により増水した各河川の水を立坑に取り込み、横に伸びる連絡トンネルを伝って江戸川傍にある第一立坑に送水、そして江戸川に排水して洪水を防ぐという事です』


【首都圏外郭放水路《防災地下神殿》模型】


【ポンプ設備の性能】

『テレビ取材で、多くの有名人が訪れています』


【首都圏外郭放水路見学会参加証】

『見学会スタートです。地下神殿コースは所要時間約1時間、参加料は1000円です』

『第1立坑の方へ歩きます』

【説明板】

『ここから地下におります』

『階段、踊り場での写真撮影は禁止です』

『防災地下神殿(調圧水槽)に到着です』

【防災地下神殿(調圧水槽)】
『お~凄いですね♪───O(≧∇≦)O────♪写真で見た時、是非、生で見たいとずっと思っていたんですよ!』

『調圧水槽は地下約20mにあり、コンクリートの巨大な柱が林立する神殿風の空間で、さながら日本の地下にある「パルテノン宮殿」の如き壮麗さがあり「地下神殿」と呼ばれています。幅78m、長さ177mでサッカーグラウンド一面が入る大きさです』

『人と比べるとその大きさがよく分かると思います。奥が排水機場、そして江戸川です』


『振り返ると第1立坑があります』

【第1立坑】

『天井の光が漏れているところからブルドーザーを下ろし、年に一度、冬の雨が少ない時期に全面清掃をするのですが、地下神殿は見学会があるので、泥が溜まる都度職員が手作業で撤去しているそうです』

『見学会に影響のない場所に泥が残っていました。大型台風などの大雨で施設が稼働した後は、このような泥が一面に広がっていて、それを人力で撤去するんですもんね。大変は作業です。洪水を防ぐ大事な仕事ですから職員の皆様に感謝です!』

『白いシートが被せてあるところが、先ほど地下から見た時に光が漏れていた重機の搬入口です』


『続いて、第1立坑の見学です』


【第1立坑】
『真上から見下ろす事ができます』

『内径約30m、深さ約70mでスペースシャトル、自由の女神、浅草寺五重塔がすっぽり入る大きさです。水が見えているあたり(地下約50m)に内径約10mのトンネルがあり、他の4つの立坑と繋がっています。4つの立坑から流れてきた水がここ庄和排水機場で江戸川に放出されます』

『この横穴から地下神殿(調圧水槽)に水が流れ込みます。先ほど地下神殿から見た第1立坑はここです』


『いや~深いなぁ!高所恐怖症の方は耐えられない思いますwww』

『カードを頂きました』

『総延長約6.3kmです。完成まで14年もの歳月を要しました。大プロジェクトです!』

【地図】
庄和排水機場・首都圏外郭放水路管理支所・地底探検ミュージアム「龍Q館」
住所:埼玉県春日部市上金崎720
電話:048-747-0281
ホームページ:https://gaikaku.jp/
https://www.ktr.mlit.go.jp/edogawa/edogawa_index048.html
2022年3月11日投稿
今日は首都圏外郭放水路《防災地下神殿》を見学してきました。
首都圏外郭放水路《防災地下神殿》は世界最大級の地下放水路です。
国土交通省 関東地方整備局 江戸川河川事務所のホームページによると
首都圏外郭放水路は、洪水を防ぐために建設された世界最大級の地下放水路です。中川、倉松川、大落古利根川、18号水路、幸松川といった中小河川が洪水となった時、洪水の一部をゆとりのある江戸川へと流すことができます。
中川・綾瀬川の流域は、利根川や江戸川、荒川といった大きな川に囲まれています。この地域は、土地が低く水がたまりやすいお皿のような地形となっているため、これまで何度も洪水被害を受けてきました。また、川の勾配が緩やかで、水が海まで流れにくいという特徴があり、大雨が降ると水位がなかなか下がりません。さらに近年では、都市化が急速に進み、降った雨が地中にしみこみにくく、雨水が一気に川に流れ込んで洪水が発生しやすくなっています。
首都圏外郭放水路の完成によって、周辺地域で浸水する家屋の戸数や面積は大幅に減り、長年洪水に悩まされてきた流域の被害を大きく軽減しました。
なのだそうです。
地底探検ミュージアム「龍Q館」は予約なしで無料で見学できますが、首都圏外郭放水路《防災地下神殿》を見学するにはWEBまたは電話での予約が必要ですのでご注意ください!
【庄和排水機場・首都圏外郭放水路管理支所・地底探検ミュージアム「龍Q館」】

『この建物の奥の地下に防災地下神殿があります』


『排水の為のポンプですかね?』

【泥水式シールドマシン】

『首都圏外郭放水路トンネル工事で使用した泥水式シールドマシンの面板(カッタ)です』


『公共交通機関利用の方は東武野田線南桜井駅からバスがあります』

『入館します』


『見学会受付がある2階に上がります』

【地層タワー】


【2階案内図】

【ネーミングに込められた意味】

【龍Q館】
『正面に見えるのが首都圏外郭放水路《防災地下神殿》の受付です』

『平日にも関わらず、参加者が多い人気のツアーです。龍Q館の見学をしながらツアー開始を待ちます』

【操作室】

『春日部市では毎年5月に日本一の大凧「春日部大凧あげ祭り」が開催されます』

【地底体感ホール】

『建設過程などの映像を見ることができます』


【首都圏外郭放水路のメカニズム】
『簡単に言えば、大雨により増水した各河川の水を立坑に取り込み、横に伸びる連絡トンネルを伝って江戸川傍にある第一立坑に送水、そして江戸川に排水して洪水を防ぐという事です』


【首都圏外郭放水路《防災地下神殿》模型】


【ポンプ設備の性能】

『テレビ取材で、多くの有名人が訪れています』


【首都圏外郭放水路見学会参加証】

『見学会スタートです。地下神殿コースは所要時間約1時間、参加料は1000円です』

『第1立坑の方へ歩きます』

【説明板】

『ここから地下におります』

『階段、踊り場での写真撮影は禁止です』

『防災地下神殿(調圧水槽)に到着です』

【防災地下神殿(調圧水槽)】
『お~凄いですね♪───O(≧∇≦)O────♪写真で見た時、是非、生で見たいとずっと思っていたんですよ!』

『調圧水槽は地下約20mにあり、コンクリートの巨大な柱が林立する神殿風の空間で、さながら日本の地下にある「パルテノン宮殿」の如き壮麗さがあり「地下神殿」と呼ばれています。幅78m、長さ177mでサッカーグラウンド一面が入る大きさです』

『人と比べるとその大きさがよく分かると思います。奥が排水機場、そして江戸川です』


『振り返ると第1立坑があります』

【第1立坑】

『天井の光が漏れているところからブルドーザーを下ろし、年に一度、冬の雨が少ない時期に全面清掃をするのですが、地下神殿は見学会があるので、泥が溜まる都度職員が手作業で撤去しているそうです』

『見学会に影響のない場所に泥が残っていました。大型台風などの大雨で施設が稼働した後は、このような泥が一面に広がっていて、それを人力で撤去するんですもんね。大変は作業です。洪水を防ぐ大事な仕事ですから職員の皆様に感謝です!』

『白いシートが被せてあるところが、先ほど地下から見た時に光が漏れていた重機の搬入口です』


『続いて、第1立坑の見学です』


【第1立坑】
『真上から見下ろす事ができます』

『内径約30m、深さ約70mでスペースシャトル、自由の女神、浅草寺五重塔がすっぽり入る大きさです。水が見えているあたり(地下約50m)に内径約10mのトンネルがあり、他の4つの立坑と繋がっています。4つの立坑から流れてきた水がここ庄和排水機場で江戸川に放出されます』

『この横穴から地下神殿(調圧水槽)に水が流れ込みます。先ほど地下神殿から見た第1立坑はここです』


『いや~深いなぁ!高所恐怖症の方は耐えられない思いますwww』

『カードを頂きました』

『総延長約6.3kmです。完成まで14年もの歳月を要しました。大プロジェクトです!』

【地図】
庄和排水機場・首都圏外郭放水路管理支所・地底探検ミュージアム「龍Q館」
住所:埼玉県春日部市上金崎720
電話:048-747-0281
ホームページ:https://gaikaku.jp/
https://www.ktr.mlit.go.jp/edogawa/edogawa_index048.html
2022年3月11日投稿