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蔵王山 御釜 @宮城県刈田郡蔵王町・宮城県柴田郡川崎町

2016年8月16日(火)
蔵王寺/大黒天の見学を終え、御釜(おかま)にやって来ました。

蔵王町観光物産協会のホームページによると

 蔵王刈田岳・熊野岳・五色岳の3峰に抱かれた円型の火口湖。釜状なので「御釜」という名前がつきました。湖面はエメラルドグリーンの水をたたえ、荒々しい火口壁と対比して神秘的な雰囲気。冬の樹氷と共に蔵王の象徴となっています。
 今まで26回の噴火を繰返し、最近では明治28年2月15日に噴火しました。
 昭和14年に測深した当時は深さが63mありましたが、五色岳断崖の崩壊により年々埋まり、昭和43年の測深時には最大深度27.6m、平均深度17.8m、周囲1080m、東西径325m、南北径325mでした。
 湖水は強酸性のため生物は生息できません。水温は表面から10数mの深度で摂氏2度まで下がり、それより深度を増すと温度が高くなる特殊双温水層で、世界でも例がない湖です。
 太陽光線の当たり方で様々に色を変えるため、「五色湖」とも呼ばれています。南西から流れ出て濁川となり、賽の磧の北側を迂回して太平洋側へ流れ出ています。
 蔵王ハイラインの終点(駐車場)から歩くこと、約2~3分で御釜を眺める展望台に到着します。手前には、休憩をすることができる蔵王山頂レストハウスも設置されています。
 例年11月上旬~4月下旬は、蔵王エコーライン・ハイラインの冬期通行止めに伴い、基本的に見学することができません。

なのだそうです。

御釜は宮城県刈田郡蔵王町と宮城県柴田郡川崎町の境界付近(境界未定地域)にあるのだそうです。
境界が決まっていない場所があるなんて知りませんでした。
ただ観光するだけではなく、調べてみるといろいろと勉強になりますね~(^^)

『蔵王エコーラインから蔵王ハイラインに入ります』
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『蔵王ハイラインを上ると山頂駐車場です』
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【料金所】
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『普通自動車は540円です』
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【駐車場】
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『景色が良いです(^^)雲が少なければ、なお良かったんですけどね。景色はさておき寒いです。標高約1600mですし、台風が近づいていることもあり雲が厚く、小雨が時々降るので、真夏なのに気温が17℃しかありませんでした。風も強く体感温度は更に低いです。ゴルフ用にトランクに積んであったウインドブレーカーが役に立ちました。今日は特別に気温が低かったのかもしれませんが、真夏であっても山に行く時は防寒対策が必要であることをまじまじと感じました』
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『刈田嶺神社奥之宮が見えます』
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【蔵王レストハウス】
『まだ午前8時前なので、開店していません』
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『蔵王レストハウスの横を通り、御釜を目指します』
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『奥に見えるのは熊野岳です』
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『馬の背は赤線で囲われたエリアを指します』
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『まず、左(熊野岳)方面に行くことにしました』
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『御釜が見えてきました』
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【御釜】
『ダイナミックな景色です♪(*^^)o∀*∀o(^^*)♪』
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『これ程、火口であることが分かり易い火口湖を見たのは初めてです。流れ込む川はなく、雪解け水と雨水だけが流入しているそうです』
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『続いて、刈田嶺神社奥之宮を目指します』
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『蔵王レストハウスから50m程上ったところにある展望所に戻って来ました』
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『熊野岳は標高1840.5mです』
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『五色岳は標高1670mです』
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『御釜は水深約30m、直径約330m、外周約1080mです』
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『御釜の左に見える山が熊野岳、右に見える山が五色岳です』
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『標高1785mの刈田岳山頂にある刈田嶺神社奥之宮を目指します』
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【刈田嶺神社奥之宮】
『御祭神は天之水分神、国之水分神です。里宮は遠刈田温泉に鎮座しています』
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『かつて、蔵王山頂には蔵王信仰の根本・蔵王大権現社が鎮座していました。江戸時代後期に流行した蔵王参詣では、この蔵王大権現に参拝することが目的となりました。明治初頭、神仏分離令を受けて、嶽之坊と合一して水分神社(みくまりじんじゃ)と改称、さらに蔵王刈田嶺(かったみね)神社奥宮と改めて、現在に至ったそうです』
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【刈田岳山頂】
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『坂道を上るのは大変ですが、御釜の見え方が変わって面白いです+゚。*(*´∀`*)*。゚+』
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【刈田岳山頂付近】
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【伊達宗高公命願之跡碑】
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『雲より高いところに来るのが久しぶりなので、ちょっと興奮しますwww』
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『賽の河原如く、石が積まれている非日常感の光景が僕にとっては新鮮です』
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『蔵王レストハウスが開店していたので、立ち寄ってみました』
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『2階にレストラン御釜茶屋がありますが、午前8時半頃だったのでまだ開店していませんでした』
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【蔵王レストハウス館内の様子】
『休憩スペースもあります』
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【ファストフードコーナー・お土産屋】
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【ファストフードコーナーメニュー】
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【ずんだだんご】
『宮城と言えば、僕の頭に浮かぶのは、牛タンとずんだです。牛たんはいつどでもどこでも食べる事ができるので、ずんだだんご二本入り(300円)を頂くことにしました。朝食です。ずんだは枝豆またはそら豆のペーストです。砂糖の甘味は控えめで豆本来の甘味を感じることができ、美味しかったです(´∀`*)』
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『バスは一日3本です』
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『駐車場に戻ってくると、視界が良くなってきました。「山の天気は変わりやすい」とよく言いますが、まさにその通りですね』
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『再び蔵王エコーラインに戻り、山形市方面へ向かっていると、お釜リフト乗り場がありました』
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『地図を見ると、このリフトの方が山頂駐車場より御釜の近くに着くようです』
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【地図】


所在地:宮城県刈田郡蔵王町と宮城県柴田郡川崎町の境界付近(境界未定地域)
電話:0224-34-4401(蔵王町観光物産協会)
ホームページ:http://www.zao-machi.com/31
2019年12月7日投稿

蔵王寺/大黒天 @宮城県刈田郡蔵王町

2016年8月16日(火)
三階の滝/不動滝/蔵王不動尊の見学を終え、蔵王山の御釜(五色湖)に向け蔵王エコーラインを更に上り、蔵王寺、大黒天にやって来ました。

蔵王寺は正式には「金峰山 蔵王寺」と号する単立の寺院です。
単立の寺院を参拝するのは初めてです。
どんな業界でも派閥に属さない一匹狼的な存在があるものなんですね。

ホームページによると

 當山は海抜1250mに位置し、日本で有数の高地にある山岳寺院であります。
 白鳳時代に山岳仏教の開祖、役の小角(エンノオズヌ)『神変大菩薩』の開山で、とくに地蔵信仰の中心地をなし、賽の磧(さいのかわら)供養の歴史は約600年前(室町時代)から始まり、又祈願処としては約一千数百年前になります。
 賽の磧は地蔵和讃の中の世界であり、幼少の子供の死んで行く地獄だといわれているところであります。父、母恋しの思いにせめてもの回向のためにいたいけな手に血をにじませ、石で塔を積むという。地獄の鬼があらわれて、その塔を押しくずし、邪魔をして子供たちを追い回す。そこに冥途の父、母たる賽の磧のお地蔵さんが現れ、子供達を衣のそでにかくまって、助けるという霊域であります。
 賽の磧はお地蔵様の世界です。お地蔵様は願王尊と申上げ、願いに限りのない唯一の御仏で最も親しまれている仏様です。供養の心は御慈悲です。今の言葉で言えば「愛」に外なりません。幼くして亡くなった我が子に父、母の大いなる「愛」を・・・合掌

なのだそうです。

【蔵王寺】
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【宇恵観音・賽の磧延命地蔵菩薩・二中遭難供養塔】
『左に見えるのが、子育・万物の恵みを有し、お与えくださる宇恵観音です。多数の地蔵尊の上に見えるのが賽の磧延命地蔵菩薩です。地蔵尊の奥に二中遭難供養塔があります。これは大正7年10月23日に仙台二中(現在の仙台二高)の修学登山パーティーが蔵王連峰の馬の背付近で遭難し、生徒7名、教諭2名が亡くなるという痛ましい事故があったことから、遭難者の精靈を弔う慰靈塔です』
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【苦抜地蔵尊】
『苦しみを抜き、楽を与える誓願を持った仏様です。痛いところを摩ると御利益があるそうです』
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【一代守護仏】
『千手観音菩薩(子)・虚空蔵菩薩(丑・寅)・文殊菩薩(卯)・普賢菩薩(辰・巳)・勢至菩薩(午)・大日如来(未・申)・不動明王(酉)・阿弥陀如来(戌・亥)で、十二支(生まれ年)の守り御本尊です』
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『賽の河原(磧)の意味をちゃんと調べてみたら「いくら続けても、後から後から崩される、無駄な努力の例え」という意味もあるそうで、なんか切ない気持ちになりました・・・』
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【駒草平】
『高山植物の女王「コマクサ」が見られるのだそうです』
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【大黒天】
『石造りの小さな大黒様が祀ってあることからこの名が付きました。標高1432mです』
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『刈田岳登山道があります。山頂まで1.5km、徒歩60分です。僕は楽して自動車でもっと近くまで行きますけどねwwwでも、柵が見えるところまで上がってみることにしました』
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『火山らしく山肌がはっきりと見える荒々しさがかっこいい!!』
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『雄大な景色です(」*´∇`)」駐車場には僕の愛車がポツンと一台』
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【馬の背カルデラ(想定火口域)の範囲】
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【蔵王寺地図】


【大黒天地図】


蔵王寺 賽の磧本坊
所在地:宮城県刈田郡蔵王町遠刈田温泉倉石岳国有地内 蔵王エコーライン沿い
電話:0224-87-2709
ホームページ:http://www.zaodera.jp/

大黒天
所在地:宮城県刈田郡蔵王町遠刈田温泉倉石岳国有地内 蔵王エコーライン沿い
電話:0224-34-4401(蔵王町観光物産協会)
ホームページ:http://www.zao-machi.com/538
2019年12月4日投稿

三階の滝/不動滝/蔵王不動尊 @宮城県刈田郡蔵王町

2016年8月16日(火)
一週間の夏期休暇があっという間に終わり、明日から仕事なので秋田に戻ります。
埼玉と秋田を往復をすると、飛行機でも、新幹線でも、自動車でも、結局2日間は移動だけに時間を費やすので、移動途中に好きな所に寄ることができ、24時間好きな時に移動できる自動車が僕は好きです。睡魔に襲われて大変な時もありますが、サービスエリアや道の駅で30分くらい仮眠を取るだけでかなりすっきりします。

という事で、短い休暇を有効に活用する為、昨日の夜中に埼玉の自宅を出発し、宮城、山形に寄り道しながら秋田まで帰ることにしました。

まず、目指すは蔵王山の御釜(五色湖)です。

蔵王エコーラインを走っていたところ、三階の滝や不動滝、蔵王不動尊があったので立ち寄りました。

【蔵王エコーライン入口】
『扁額に蔵王大権現と書かれた大鳥居が建っています』
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『時刻は午前6時半頃なので、標高が高くなるにしたがって朝霧が・・・』
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『三階の滝の滝見台に到着しましたが、相変わらず霧が立ち込めています』
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『滝見台に向かいます』
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【三階の滝説明板】
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『滝見台に到着しましたが・・・』
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『予想通り、霧で何も見えませんでした。゚(゚´Д`゚)゚。』
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【三階の滝】
『霧がなければ、こんな豪快な滝を見ることができたんです・・・残念。標高750mから569mに落下する落差181m、幅7mの滝で、途中に滝壺が3ヶ所あることから三階の滝と命名されており、日本の滝百選に選ばれています。お借りしたのは紅葉の時期の写真です』
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【出典:ウィキペディア(Wikipedia)】

『続いて不動滝展望台に到着です。霧がだいぶ晴れてきました。今度こそは見えることを期待して展望台に向かいます』
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【不動滝説明板】
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【不動滝】
『霞んではいますが見えましたo(^▽^)o』
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『落差54m、幅16mです』
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『不動滝展望台のすぐ傍に蔵王不動尊があります』
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【蔵王不動尊】
『不動明王像が立っており、更に奥に進むと石祠があります』
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【石祠】
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【みやぎ蔵王観光エリアマップ】
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【三階の滝地図】


【不動滝地図】


所在地:宮城県刈田郡蔵王町遠刈田温泉倉石岳国有地内 蔵王エコーライン沿い
電話:0224-34-4401(蔵王町観光物産協会)
ホームページ:http://www.zao-machi.com/504(三階の滝)
       http://www.zao-machi.com/499(不動滝)
2019年12月3日投稿
プロフィール

keny72

Author:keny72
4人家族で埼玉県志木市に在住。暇さえあれば、計画そこそこ、行き当たりばったりのぶらり散歩に出かける、アラフィフ放浪オヤジですwww

転勤で2013年4月から2018年3月の5年間、秋田県で単身赴任していたので東北地方の記事も多いです。

再び転勤で2023年4月から石川県金沢市で単身赴任しているので、2023年4月以降は北陸地方の記事が多くなる予定です。

更新が遅い故、季節外れの記事が多くなってしまいますが、その辺は大目に見て頂きたくお願い申し上げますm(__)m

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